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世界一有名な新聞の社説

  • 志学の杜
  • 2025年12月25日
  • 読了時間: 3分

ご存知の方もいらっしゃるかと思います。

日本でも30年ちょっと前に、中日新聞がクリスマスにこの記事をコラム欄で取り上げていました。



ニューヨーク・サン新聞 1897年9月21日 社説欄


本紙は、以下に掲載される投書に対してただちにお答え申し上げるとともに、このようにまっすぐな方が読者におられることを、心から嬉しく思います。

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こんにちは、しんぶんのおじさん。わたしは八さいのおんなのこです。じつは、ともだちがサンタクロースはいないというのです。パパは、わからないことがあったら、サンしんぶん、というので、ほんとうのことをおしえてください。サンタクロースはいるのですか?ヴァージニア・オハンロンー

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ヴァージニア、それは友だちの方が間違っているよ。きっと、何でも疑いたがる年頃で、見たことがないと、信じられないんだね。自分のわかることだけが、全部だと思ってるんだろう。でもね、ヴァージニア、大人でも子どもでも、何もかもわかるわけじゃない。この広い宇宙では、人間って小さな小さなものなんだ。僕たちには、この世界のほんの少しのことしかわからないし、本当のことを全部わかろうとするには、まだまだなんだ。実はね、ヴァージニア、サンタクロースはいるんだ。愛とか思いやりとか労わりとかがちゃんとあるように、サンタクロースもちゃんといるし、そういうものが労わり溢れているおかげで、人の毎日は、癒されたり潤ったりする。もしサンタクロースがいなかったら、ものすごく寂しい世の中になってしまう。ヴァージニアみたいな子がこの世にいなくなるくらい、ものすごく寂しいことなんだ。サンタクロースがいないってことは、子どもの素直な心も、作り事を楽しむ心も、楽しむ人を好きって思う心も、みんなないってことになる。見たり聞いたり触ったりすることでしか楽しめなくなるし、世界をいつも温かくしてくれる子どもたちの輝きも、消えてなくなってしまうだろう。サンタクロースがいないだなんていうのなら、妖精もいないっていうんだろうね。だったら、パパに頼んで、クリスマスイブの日、煙突という煙突全部を見張らせて、サンタクロースを待ち伏せしてごらん。サンタクロースが入ってくるのが見られずに終わっても、なんにもかわらないそもそもサンタクロースは人の目に見えないものだし、それでサンタクロースがいないってことにもならない。本当の本当っていうのは、子どもにも大人にも、誰の目にも見えないものなんだよ。妖精が原っぱで遊んでいるところ、誰か見た人っているかな? うん、いないよね、でもそれで、ないって決まるわけじゃない。世界で誰も見たことがない、見ることができない不思議なことって、誰にもはっきりとはつかめないんだ。あのガラガラっておもちゃ、中を開ければ、玉が音を鳴らしてるってことがわかるよね。でも、目に見えない世界には、どんなに力があっても、どれだけ束になってかかっても、こじ開けることのできないカーテンみたいなものがかかってるんだ。素直な心とか、あれこれ逞しくすること・したもの、それから、寄り添う気もちや、誰かを好きになる心だけが、そのカーテンをあけることができて、その向こうのすごく綺麗で素敵なものを、見たり描いたりすることができる。嘘じゃないかって? ヴァージニア、いつでもどこでも、これだけは本当のことなんだよ。サンタクロースはいない?いいや、今このときも、これからもずっといる。ヴァージニア、何千年、いやあと十万年たっても、サンタクロースはいつまでも、子どもたちの心を、わくわくさせてくれると思うよ。




 
 

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